尾木ママ 青森審議会いじめ報告を指弾

 青森の県立高校の女子生徒が7月に自殺した事件で23日、県教委の第三者機関の審議会がいじめとの直接的な因果関係を否定したことについて、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が24日、その判断をブログで厳しく批判した。

 尾木ママは自殺の原因には「背景要因」と「引き金要因」とがあり、関係は複雑で特定することは専門家でも難しいと説明、「だからこそ いじめが7項目にも渡って認定されたこと これだけでも 自殺の要因の一つであり、いじめは人間への虐待行為になり命奪うので許されない行為であることを認定すべきなのです!!」と断じた。

 そして今回の結論を「まるで学校より 教育委員会よりの なくなった本人とご遺族を傷つける報告にしかならなかったこと 残念でなりません…」と批判した。

 審議会は、女子生徒が一部の生徒から無視されたりLINE上で悪口を言われるなどのいじめがあったことは認定している。

 尾木ママは3年前に大津市の男子中学生が自殺した事件で、男子の両親から推薦されて外部調査委員会の委員を務めている。

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