FNS視聴率ダウン 口パク疑惑も…

 3日にフジテレビ系で4時間半にわたり生放送された「2014 FNS歌謡祭」の視聴率が15.4%(関東地区)だったことが4日、分かった。昨年は18・8%で3・4ポイントダウン。02年以降最低の数字となった。FNSをめぐっては、口パク疑惑についての書き込みがネット上にあふれているが、13年ぶりに出演したGLAYのボーカル・TERUもツイッターで「ちょっとがっかり・・・。」「ボーカリストが見ると分かるんです。」と立て続けに意味深長なつぶやきを投稿しており、反響を呼んでいる。(数字はビデオリサーチ調べ)

 フジテレビが公式HP上で公開している「FNS歌謡祭」の視聴率は、2002年が19.0%、03年21.2%、04年21.8%、05年20.1%、06年21.3%、07年20.7%、08年19.7%、09年18.5%、10年21.7%、11年19.9%、2012年18.3%、13年18.8%。

 今年の数字は02年以降最低となった。

 視聴率とともに注目を集めたのが“口パク疑惑”だ。お笑いタレント・東野幸治は番組放送中にツイッターで「あれ?毎年の楽しみのFNS歌謡祭が口パクになっている。。。ちょっとショックです。生歌が良かったのに。。。」と衝撃のコメント。

 GLAYのTERUは「ふ~~~~っ!良いパフォーマンスが出来たと思います!」とつぶやいた後、「ちょっとがっかり・・・。」「ボーカリストが見ると分かるんです。」と一部のアーティストが口パクをしているとも受け取れるツイートを行った。

 歌番組での口パクは珍しいことではないが、今回は舞台がFNSだけに騒ぎとなっている。同番組は長年にわたりフジの音楽番組のトップに立ってきた名物プロデューサーK氏が仕切ってきた。昨年3月にブログで「口パクを受け入れないことを決めました」と“口パク禁止令”を発令したことで話題になった人物だ。

 しかし、K氏が6月の人事異動で制作の現場から離れた。そうした事情もあり、放送中から口パク疑惑がネット上で話題となり、実際に出演したTERUや東野ら芸能人のツイートが注目される形となっている。

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