米團治 高座で絶叫「お母さ~ん」

 落語家・桂米團治(55)が15日、大阪市内で行われた落語会「米朝一門会」に出演し、父で人間国宝の桂米朝(88)や6月に心不全のため亡くなった母で元女優の中川絹子さんをネタに盛り込んだ演目「地獄八景亡者戯 半ば」を披露した。

 「地獄‐」は“あの世”を舞台に繰り広げられる珍道中の物語で今年1月に他界した、やしきたかじんさんも登場。米朝に関しては「『近日来演』の看板が30年前から掛かってます」と笑わせた。最後は大阪松竹少女歌劇団(現OSK日本歌劇団)出身の母・絹子さんも登場させ、高座から「お母さ~ん」と叫び笑いを取っていた。

 直後に登場した桂ざこば(66)からは「両親をネタにするとは何を考えとるのや。そのうち、えらいめに遭うで」とあきれられていた。

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