すっちー新座長デビュー「足元が…」

 吉本新喜劇のすっちー(42)が11日、新喜劇の新座長に就任し、大阪・難波のなんばグランド花月(NGK)で初日公演を行った。

 公演では、なにわのおばはんキャラ「すち子」にふんして登場。終演後には「緊張しすぎてグズったところもありました。なんか足元がフワフワした感じがあった」と話したように、セリフを間違えるなど、ミスも目立った。それでも「お客さんは暖かかった。緊張はしましたが、150点です」と、自身の演技には納得の様子だった。

 現役では5人目の座長。他の4人について「すごいお芝居がうまい方やお話を作るのが上手な方もいます」と敬意を示しつつ、「僕はいろいろ動いて、感情をむき出しにして、小細工なしの新喜劇を作っていきたい」と意気込みを語った。

 公演に先立って行われた就任記念の口上では、すっちーの他に現役座長の内場勝則、辻本茂雄、川畑泰史、小籔千豊が登場。小籔は「新喜劇を次の時代に伝えるのも、座長の大切な仕事。僕もすっちー新座長の力となることをお約束いたします」と、全面バックアップを約束した。

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