「別府大分毎日マラソン」（２日、大分市高崎山うみたまご前～大分市陸上競技場）

　タレントの猫ひろし（ＰＵＭＡランニングクラブ）が２年ぶりに出場し、２時間３３分２３秒で７９位となった。

　猫はレース後、自身のツイッターで「前回の大会から２ヶ月もなく、怪我もしたのに良い走りできた。応援してくれた方本当にありがとうございました！背中押されました！ただ１人、『頑張れ、マレーシアの星！』って応援してくれた方いたんですが、カンボジアですから！お疲れ様でした！」とコメントし、その後にも「この順位、猫大分で７９（鳴く）ですね」とつぶやいた。

　カンボジア国籍を有する猫は、２０１２年の別府大分マラソンで、２時間３０分２６秒の自己ベストタイムを記録。同年８月のロンドン五輪陸上男子マラソンの同国代表に内定したが、その後に取り消された。

　猫にとってはマラソン人生でターニングポイントとなったレース。大会前には主催者を通じ、「別府大分毎日マラソンを、ベスト大分マラソンに必ずします」とコメント。「別府」と「ベスト」を引っかけ、意気込みを示していた。今回は自己記録には約３分及ばなかったが、大会の盛り上げ役を堂々と務めた。