萩原健一 着ぐるみバイトの過去明かす

 俳優・萩原健一(63)が11日に放送された関西テレビ「さんまのまんま」(関西地区は土曜、1・56)に出演。芸能活動を謹慎中だった約30年前、映画監督も務めた劇作家で、故・寺山修司さんから紹介され、着ぐるみのアルバイトをしていたことを明かした。当時、人気絶頂だったアイドル、天地真理のバックで着ぐるみを着て踊っていたという。

 萩原は「32年くらい前」と話していたが、これは1983年4月に大麻取締法違反(所持)で逮捕され、芸能活動を休止した時のことを指していると思われる。翌84年2月には、飲酒運転でバイクに衝突し、酒気帯び運転で逮捕されている。

 「さんまのまんま」には12年ぶりの出演となった萩原。「(映画もテレビも出れないころ)ぬいぐるみ(※着ぐるみ)入ってて、天地真理さんの歌ってる後ろで踊ってた」と衝撃の告白。「天地さんは(オレが入ってるとは)知らなかったよ」と笑った。

 萩原は大麻所持で逮捕され、1年ほど芸能活動を休止した。収入も途絶えた萩原に、仕事を紹介してくれたのが寺山さんだったという。「今思うと、顔割れない(顔もバレない)であんなに稼げるのはいいなと思うよね」。萩原の着ぐるみバイトがきっかけとなり、、当時芸能界で「やんちゃした人」(過ちを犯した人)が次々と、顔を隠して仕事ができる着ぐるみのバイトをやっていたことも明かした。

 「有名人がね。(前で歌ってる人よりも)ぬいぐるみの中身の方が豪華な、オールスターだったね」と笑いながら当時を振り返った。

 さんまは、萩原がボーカルを務めた、一世を風靡したGSグループ「ザ・テンプターズ」のファンだったそうで、人気絶頂だった1967年11月、奈良・あやめ池で行われた公演に触れ、「ぼく小学校か中学校で(※実際は小6)、見に行ってたんですよ」と懐かしそうに回想。同公演では熱狂したファンが将棋倒しとなり、数十名が負傷する事態となったが、萩原は「あれで(NHK)紅白出れなくなったんですよ。出れるはずだったのに」と紅白に内定しながら、将棋倒し騒動で白紙になったという舞台裏を明かしていた。

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