綾瀬はるか 福島思い涙の初歌唱

 「NHK紅白歌合戦」(31日、東京・NHKホール)

 紅組司会の綾瀬はるか(28)がNHKの東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を歌い、初めてステージで生声を披露した。

 綾瀬は司会の冒頭からかみまくり、紅組トップバッターの浜崎あゆみの紹介では「はい…はい…」と止まってしまった。

 歌唱前、福島・会津を訪れた映像が流れると綾瀬は「今回出会った大熊町の子供たち。つらい境遇でも夢を抱き…」と話し始めると涙声になり、あふれる涙を何度もぬぐった。「前に進もうとするその姿は…私が演じた山本八重さんの面影を感じさせるものがあります」と話すと言葉に詰まった。客席から「がんばれっ」の声がかかると再びマイクを持ち、「東北の復興。そして子供たちの夢はいつか花開くと信じて…『花は咲く』」と被災者を思い、泣きながら歌い始めた。両目は真っ赤にはれていた。

 事務所の先輩の和田アキ子ら、多くの出演者の助けを得ながらステージで初歌唱。緊張した面持ちで歌いつつ、時折笑顔も見られた。歌いきると安堵の表情を浮かべ、周囲に頭を下げた。

 綾瀬は30日に行われたリハーサルで「ステージで歌ったことがないので放送事故になるかもしれません」とアクシデントを予告していたが、なんとか無事に乗り切った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス