ASKA事務所と文春 食い違う主張

 ASKAの所属事務所「ロックダムアーティスツ」が10日、公式HPで、9日発売の週刊文春に掲載されているインタビュー記事について、「本人が承諾したものではない」などと発表したことについて、週刊文春が11日、公式HPで反論した。記事化についてもASKA本人が「任せます」と記者に話したと主張している。

 ASKA側が10日にHPで出した声明と、文春側が11日にHPで反論した主張の食い違う点を比較する。

 【(1)ASKA側】

 「ASKAは一連の報道の発端となった週刊文春の記者へ、取材ではなく、個人的に話をしたいという衝動的な気持ちから連絡」

 【(1)文春側】

 「ASKAさんの所属事務所は本誌記事について公式ホームページ上で、『(記事掲載は)本人が承諾したものではありません』と発表しています。しかしながら、本誌記者は事前に取材依頼の手紙と質問状をASKAさんに渡しており、インタビューはそれを基に行われたものです」

 【(2)ASKA側】

 「記者も取材ではないことに同意した上で自宅に招きました」

 【(2)文春側】

 「ASKAさんの事務所は『記者も取材ではないことに同意した』とも主張していますが、そうした事実はありません」

 【(3)ASKA側】

 「結果としてこの際の会話が編集され、記事となって掲載されることとなりましたが、これは本人が承諾したものではありません」

 【(3)文春側】

 「記事の扱いについて、ASKAさんは本誌記者に『任せます』と伝えており、記事はそれを受けて掲載されました。」

 なお、週刊文春でASKAの覚醒剤使用疑惑と暴力団との交際が報じられた8月1日、ASKAの所属事務所は公式HPで、「報道内容は事実に反しており、大変遺憾。弊社としてはこれらの報道に対し、厳重に抗議します」と報道内容を否定する声明を出していた。

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