内田裕也、藤圭子さん追悼メッセージ
歌手で俳優の内田裕也が22日夜、自身のツイッターで西新宿の自宅マンションから飛び降り自殺した歌手・藤圭子さん(享年62)への追悼メッセージを書き込んだ。
内田は「何回か会ったことがある」という藤さんの印象について「ROCKに興味を持っていた。暗い感じだった。」と記し、「『夢は夜開く』(※「圭子の夢は夜ひらく」)アンニュイなブルースシンガーの誕生を感じさせた。」と共鳴していたことを告白した。
1969年に「新宿の女」で歌手デビューし、70年に「圭子の夢は夜開く」を大ヒットさせた藤さんは、“怨歌”とも表現される演歌路線だったが、実際にはロックなどの洋楽が好きだった。独特の哀愁を帯びたハスキーな歌声を内田は、邦楽というよりも、洋楽にも通じる「アンニュイなブルースシンガー」と評価していたようだ。
また娘でシンガーソングライターの宇多田ヒカルに向けて「世界進出アキラメルナ。夢は必ず開く!合掌」と藤さんの代表曲にちなんだ言葉で、エールを送った。
宇多田は2002年に米ユニバーサル傘下のレコードレーベルと契約。04年にUtadaとして全米デビューを飾った。デビューに合わせて出演したCNNの情報番組では、「日本のブリトニー・スピアーズ」と華々しく紹介された。
