アニメ映画「ドラゴンボールＺ　神と神」が３月30日の公開からわずか６日間で動員１００万人を達成したことが、４日、分かった。配給の東映が発表した。

　６日間での大台突破は２０１３年公開作品の中では最速の記録。ゴールデンウイークの興行次第では興行収入30億円も見えてきた。同作の劇場版が公開されるのは17年ぶりだが、根強い人気が証明された形となった。

　今年に入って動員１００万人を突破したのはこれまで米映画の「テッド」、同「ダイ・ハード／ラスト・デイ」、邦画の「ドラえもん　のび太のひみつ道具博物館」、同「プラチナデータ」など８作品。これらの中で、「ドラゴンボール‐」が最速で観客動員数を大台に乗せた。

　「ドラゴンボール」シリーズの劇場版アニメ作品は１９９６年の「ドラゴンボール　最強への道」以来17年ぶりとなるが、根強い人気は変わらない。「‐神と神」は原作者の鳥山明氏(58)が連載の“その後”を想定して作ったオリジナルストーリー。