海老蔵 父團十郎さんの“遺書”あった

五輪トークで100メートル走の魅力を語る市川海老蔵=羽田空港(撮影・北野将市)
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 歌舞伎俳優・市川海老蔵(35)が19日、東京・羽田空港で行われた「2020年オリンピック・パラリンピック開催都市決定200日前記念イベント」にゲスト出演し、今月3日に亡くなった父・市川團十郎さんが昨年12月に死を意識した言葉を書き残していたことを明かした。

 この日、今月27日に青山葬儀所で営まれる團十郎さんの本葬の準備をしていた海老蔵は、團十郎さんがパソコンの中に残していた言葉を発見したという。「昨年の12月くらいに、死を意識した俳句のようなものを残してました。なかなか深い内容で、それをみなさんに見て頂ければと思います」と本葬で公開することを約束した。

 團十郎さんは昨年12月18日に京都・南座での「吉例顔見世興行」を「風邪による体調不良」(松竹)で休演。その後、舞台に戻ることはなく、2月3日に帰らぬ人となった。

 海老蔵は、この日のイベントでは北京とロンドンオリンピックで銀メダルを獲得したフェンシングの太田雄貴(27)らとともに2020年の東京五輪開催を猛アピール。「ご要望があれば開会式で歌舞伎もお見せします。国民が熱狂的に盛り上がれば競合相手のトルコ、スペインにも負けないと聞いていますし、ぜひ日本でオリンピックを見たいですね」と言葉に力を込めていた。

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