阿部寛 25歳まで親のスネかじりだった

“30歳の成人”たちにエールを送った阿部寛=横浜市の横浜ブルク13
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 俳優・阿部寛(48)が5日、横浜市内で開催された「30歳の成人式in横浜」にゲスト出演し、30歳の男女約200人にエールを送った。

 イベントは社会人として自立し、家庭も持ち始める30歳を「本当の成人」と設定し、祝福するもの。主演映画「つやのよる~ある愛に関わった、女たちの物語~」(26日公開)の上映後にトークイベントを行い、「ぼくも25歳まで実家で親のスネをかじってて、本当に成人になれたかなというのが30歳のころ。ようやく30になって方向性を決めることができたと思う」と人生の後輩達を激励した。

 阿部は20代前半にイケメンモデルとして華々しくデビューしたものの、俳優としてはしばらく低迷。29歳のときに出演した舞台「熱海殺人事件」を契機に、本格派の俳優としての道を歩み始めた経歴がある。「20代の時には成功も失敗もして、がまんもしました。今思うと30なんてまだ小僧なんで、みなさんも30代のころに色んな事にチャレンジして欲しいです」。リアルな経験を元に語りかける阿部の言葉に後輩達も真剣に聞き入っていた。

 映画には風吹ジュン(60)、大竹しのぶ(55)、小泉今日子(46)、野波麻帆(32)、忽那汐里(20)ら各年代の女優が出演。阿部は「今なら大竹さんや風吹さんみたいな人がいいですが、30代のころなら野波さんの(演じた)ような奔放な女性がいいですね」と若かりしころの“肉食”ぶりも明かしていた。

 08年に15歳年下の一般女性と結婚した阿部は、11年6月に長女、今年11月に次女が誕生し、現在は2児のパパでもある。

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