星組・紅ゆずる、2度目のバウ主演
宝塚歌劇団星組・紅ゆずる(くれない・-)主演のバウホール公演「ジャン・ルイ・ファージョン」(~17日)が6日、兵庫・宝塚バウホールで初日の幕が開けた。
フランス革命を舞台に、断頭台に消えた王妃マリー・アントワネットの心を捉えた、実在の調香師ジャン・ルイ・ファージョン(紅)の生涯を描いた作品。華やかなベルサイユの宮廷と、革命後の裁判が交互に描かれ、タカラヅカらしい夢々さと裁判劇の面白さが加味された作品に仕上がった。
2011年「メイちゃんの執事」以来、2度目のバウ主演となった紅は歴史に翻弄されるジャンを堂々と演じ挙げた。マリー・アントワネットを早乙女わかば(さおとめ・-)、フェルゼン伯爵を真風涼帆(まかぜ・すずほ)、ジャン・ルイの妻を綺咲愛里(きさき・あいり)が演じている。