羽生 左足甲負傷から順調回復

 日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長は22日、都内で行われた理事会後に報道陣に対応し、4月の世界選手権後、左足リスフラン関節じん帯損傷のため、全治2カ月の安静、加療と診断されたソチ五輪金メダリストの羽生結弦(21)=ANA=について、「氷上で滑っていると聞いている。ジャンプ、スピンをどんどんというわけではないが、滑り始めている」と、氷上練習を再開したことを明かした。

 羽生は2年ぶりの優勝を狙った世界選手権でSP首位発進したが、フリーで逆転され、2年連続の2位に終わった。シーズン途中から左足甲を痛めており、その後、帰国はせず、練習拠点のあるトロントで治療に専念。今夏に予定されていたアイスショーについては、今のところ全てキャンセルしている。

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