水球の志水主将、注目に「ありがたい」

 筑波大の水泳部が28日、都内で同大出身のリオデジャネイロ五輪代表の壮行会を行った。水球日本代表の志水祐介主将(27)=ブルボン=は「大学時代は卒業できるかギリギリで先生に助けて頂いたり、いちばん迷惑をかけた世代なので、結果で恩返ししたい」と意気込んだ。棚村克行、保田賢也(いずれもブルボン)も出席した。

 84年ロサンゼルス五輪以来32年ぶりの五輪出場を決めて、人気もじわじわ沸騰中だ。チームの拠点の新潟では水球をプレーする子供たちが急増。さらに、前日に長岡市内の銭湯に入った志水は「水球選手ですよね?」と声をかけられたという。

 「入っていられなくて出ました。今までなら考えられないことで、ありがたいです。応援を力に変えたい」

 応援を背に、世界の強豪を相手に下克上を果たし、目標の8強入りを目指す。

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