【リオデジャネイロ共同】開幕まで4カ月を切ったリオデジャネイロ五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員会は13日、大会前最後となる現地調査を終えて記者会見し、ムータワキル委員長は「競技施設は98%が完成している。それを確認できた」と準備の進展を評価した。政治不安と経済低迷についても「五輪に打撃を与えるものではない」とした。
建設が最も遅れている五輪公園の自転車トラック会場はテスト大会を中止する事態となったが、同委員長は「7月に公式練習が間違いなく実施されるので問題ない」と述べた。