田児、バド部内で借金最大1150万円

涙を拭いながら話す田児賢一=東京・大手町
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 違法カジノ店での賭博行為が発覚したバドミントンの桃田賢斗(21)、田児賢一(26)=両者ともNTT東日本=が8日、都内で問題についての釈明会見に出席した。田児について負け額が合計1000万円に上り、バドミントン部内で借金が累計1150万円あり、約500万円が残っていることが明らかにされた。

 会見に先立ち所属するNTT東日本が配布した資料によると、田児は14年10月から15年3月に東京都墨田区の違法カジノ店を10回程度訪れ、その後、15年5月から今年1月まで横浜市内の違法カジノ店に月数回程度通い、賭博行為をしていた。桃田は田児の紹介で東京都墨田区の違法カジノ店に合計6回程度訪問し、賭博行為をしていた。負け総額は田児が約1000万円、桃田が約50万円だったと発表した。

 NTT東日本からの給与やバドミントンの賞金だけではなく、仲間内での借金で充てていたことも考えられる。NTT東日本は、バドミン対大会での賞金の累計は田児が2000万円、桃田が2700万円だったと確認している。

 田児は1150万円の借金のうち、650万円を返済しており、残額は500万円であることが発表された。

 また、負けが込んだことで、違法カジノ店から資金供与を受けたり、お金を借りたりしたことについては田児、桃田とも「ありませんでした」と否定した。

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