遠藤11勝目「つかんだものある」
「大相撲春場所千秋楽」(27日、エディオンアリーナ大阪)
右足首などのけがで先場所途中休場し、今場所東十両6枚目に番付を落としている遠藤(追手風)が西十両11枚目の千代丸(九重)を送り倒しで下し、11勝目(4敗)を挙げた。
千代丸の突き放しを土俵際でかわして、反応よく、もたれ込んだ。今場所を5連勝で締め、来場所、返り入幕の可能性もある。
「(けがが万全でなく)どうかな、と思ったけど、最後、連勝できて良かった。悪いなりに良かった。だましだましやってるところもあるし、次の場所までに本来の姿に戻れるようにやっていきたい。つかんだものはありますよ」と手応え十分の15日間を振り返った。





