錦織 立て直し必至のジョコに挑む

 「テニス・全豪オープン 準々決勝」(26日、メルボルン)

 男子シングルスは世界7位で第7シードの錦織圭(26=日清食品)が同1位、第1シードのノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)に挑む。“1強時代”とも言われ絶対的な強さを誇るジョコビッチだが、4回戦のジル・シモン戦では100本ものアンフォーストエラーをしたことが話題となった。

 アンフォーストエラーとは、返球が難しくない状況であるにも関わらずミスをしてしまうこと。コート手前に落とすドロップショットに固執し、何度もポイントを落としたシーンもあった。ジョコビッチの「自分にとっては忘れるべき試合」というコメントは、多くのメディアに取り上げられた。

 とはいえ、当然、錦織にとって大きな壁であることに変わりはない。過去の対戦成績は錦織の2勝5敗。14年の全米オープン準決勝で挙げた勝利がセンセーショナルではあったが、昨年は1-6、1-6で完敗したツアーファイナルズを含み、2戦2敗だった。

 中1日の時間を利用してジョコビッチが立て直してくることは必至。錦織にとっては、16年最初の大きな挑戦となる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス