神野のお告げ?青学大は「常勝チーム」

 「箱根駅伝・復路」(3日、箱根~大手町=5区間)

 青山学院大が連覇となる2回目の総合優勝を果たした。往路に続き、復路も6区から10区まですべて首位を守り抜き、77年の日体大以来39年ぶり、史上12回目の往路・復路の完全優勝を果たした。総合タイムは10時間53分25秒だった。2位に東洋大、3位に駒大が入った。

 青学の強さだけが際立った大会となった。圧巻の連覇は時代の到来を予感させる。“3代目山の神”となった神野、1区区間賞の久保田、復路の7区で勝負を決定付ける走りを見せた小椋と主力の4年生は卒業となるが、エースの一色(現3年)を中心に、3区で区間賞の秋山(3年)、4区で2年連続区間賞の田村(2年)、6区で快走を見せた1年生の小野田、8区区間賞の下田(2年)と下の世代も着実に育ってきている。

 これで卒業となる神野は「原監督が1年目から築きあげてきた組織力がある。強い選手が抜けても、勝ち続けるチームはそういうところがしっかりしている。青学も今後何十年と続く常勝チームになってくれると確信してます」と“お告げ”を残した。

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