宮原 連覇へ「気持ちを合わせていく」
フィギュアスケートの全日本選手権(25日開幕、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の非公式練習が24日、同リンクで行われた。女子の昨年覇者、宮原知子(17)=関大高=はSP曲で3回転-3回転を決めるなど、安定感のある演技を見せた。
2位に入ったGPファイナルから2週間。「修正は特にない。そのままの流れでしっかりいきたい」と勢いは十分。「今年最後の試合なので満足いく演技がしたい。今できることを試合で出せるように練習してきた。あとは気持ちを試合に合わせていくだけ」と力強く語った。
昨年は浅田真央が不在だったが、今季は元祖女王と覇権を争うことになりそうだ。大会2連覇へ向けて「すごく意識しているわけではないが、自然に自分のできることをやるのがベスト」と控えめな口調に貫禄を漂わせた。
