スポーツ庁の鈴木大地長官は30日の記者会見で、政策の諮問機関として新設したスポーツ審議会の委員に、五輪マラソン金メダリストの高橋尚子さんや日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長、日本パラリンピック委員会(JPC)の山脇康委員長、北海道の高橋はるみ知事ら20人が決まったと発表した。年内に初会合を開く。
審議会は主に2012年度から5年間の施策の指針として策定された「スポーツ基本計画」の見直しを協議。鈴木長官は「(東京五輪・パラリンピックの)20年大会が開催決定し、スポーツを取り巻く環境も変化している。さまざまなことで議論をしていただく」と述べた。