ラグビー7人制女子が帰国

 16年リオデジャネイロ五輪から新種目となる7人制ラグビーの女子日本代表が9日、優勝したリオ五輪アジア予選の香港大会を終え、成田空港着の航空機で帰国した。主将の中村知春(27)=アルカス熊谷=は「この勢いで(先にリオ五輪出場を決めた)男子に続きたいです」と、今月28、29日に行われる東京大会(秩父宮)と合わせての優勝=リオ切符獲得を誓った。

 1次リーグで4勝1敗、決勝でカザフスタンを下して優勝し、リオ切符をグッと近づけた。「とりあえず敵地で勝てたのはよかった」(中村)と胸をなでおろしたものの、余韻に浸る間もなくその日の夜に帰国便に乗り込み、午前6時過ぎに成田に到着。「香港で優勝したけど、ライバルチームも修正してくる。足をすくわれないように東京でも頑張りたい」と気を引き締めた。

 香港で見えた課題も見据えた。「世界一のアタックスピードを目指すと言ってきたけど、決勝でもラックにプレッシャーがかかるとポロポロとミスが出てしまった。まだまだ改善の余地がある」。残り3週間で修正し、ホームで男子に続くリオ切符を必ずつかみ取る。

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