早大が6トライ許し筑波大に完敗
「ラグビー・関東大学対抗戦、筑波大45-25早大」(12日、秩父宮ラグビー場)
対抗戦で5季ぶりの優勝を狙う早大は、昨季大学選手権準優勝の筑波大に6トライを許し、25-45で敗れて今季初黒星を喫した。早大は2勝1敗で、筑波大は1勝2敗。
早大は期待の1年生WTB桑山をはじめケガ人続出の中、完敗した。後藤監督は「守備で受けに回ってミスも重なった」と肩を落とした。
W杯の米国戦でトライを決めた藤田は、7人制の代表にも参加するため11月中旬まで不在。指揮官は次の帝京大戦(11月1日、秩父宮)へ「現有戦力で覚悟してやるしかない」と、悲壮な決意を示した。
筑波大は2年生WTB亀山雄の2トライの活躍などで圧倒して今季初勝利。古川監督は「なかなか結果が出なかったが、これで自分たちがやってきたことに確信を持てるようになった」と試合内容を評価した。日本代表WTB福岡の合流は11月後半になりそうだが、早大からの白星で勢いに乗っていけそうだ。
