バドミントン奧原 日本人対決制す
「バドミントン ヨネックス・オープン・ジャパン 第4日」(11日、東京体育館)
女子シングルス準々決勝で、世界ランク9位の奧原希望(20)=日本ユニシス=が同18位の三谷美菜津(24)=NTT東日本=を2-1で下し、4強入りした。
代表合宿での練習を通して、互いに手の内を知るもの同士。長い長いラリー戦となった日本人対決は、20歳の奧原に軍配が上がった。
1-1でもつれこんだ最終ゲームは、序盤に三谷が大量リードを奪ったが、奧原は「ラリー戦になることは予想していたので我慢できた」と、粘り強くレシーブを返しながら徐々にリズムをつかんでいった。4連続、3連続、4連続と集中してポイントを奪い、逆転。最後は相手の隙を突き押し込んだ。
激戦を終えた奧原は「三谷さんは本当に強い。尊敬している相手なので、それに負けないようにベストパフォーマンスを出せた」と振り返った。12日の準決勝の相手は世界ランク3位のタイ・ツーイン。「一度も勝てていない相手なので、挑戦者として臨みたい」と意気込んだ。
