【アスタナ(カザフスタン)共同】柔道の世界選手権第4日は27日、カザフスタンのアスタナで男女各1階級が行われ、男子81キロ級は21歳の永瀬貴規(筑波大)が決勝で一昨年の覇者ロイック・ピエトリ(フランス)に一本勝ちし、初優勝。女子63キロ級の田代未来(コマツ)は昨年に続く銅メダル。
昨年5位の永瀬は準決勝で昨年王者のアフタンディリ・チリキシビリ(ジョージア)に優勢勝ちし、決勝はピエトリを抑え込みで破った。
男子81キロ級で日本選手の金メダルは2000年シドニー五輪の滝本誠以来で、世界選手権では1995年大会の旧78キロ級を制した古賀稔彦以来、20年ぶり。