バスケ新リーグ1部に12チーム

バスケ男子新リーグのチーム割り振りを発表した川淵三郎会長(左手前)
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 来秋開幕するバスケットボール男子の新リーグは30日、都内で1~3部の振り分けを一部発表した。1部には12チームが参入し、ナショナルリーグ(NBL)からアイシン三河など6チーム、TKbjリーグからは秋田など6チームが入った。2部には5チーム、3部には3チームが入り、未確定の残りチームは来月末に発表される。

 今年3月に提示された1部参入の条件は、ホームアリーナの収容人数5000人、年間試合数の8割のホームゲームを実施できるアリーナの確保、年間売り上げ2・5億円など。総合的な判断の下、NBLからはリンク栃木、千葉、トヨタ自動車東京、東芝神奈川、アイシン三河、三菱電機名古屋が入り、bjからは秋田、仙台、東三河、京都、大阪、琉球が入った。

 1月に発足したタスクフォース(特別チーム)から指揮を執る川淵三郎会長(78)は、「各クラブが高いハードルを満たしてくれたのは非常にうれしい」と話し、リーグ発展へ「これからは営業、経営の視点で、ただアリーナを作るだけでなく、会場を常に満員にする発想の転換が必要」と説いた。

 bjの秋田・水野社長は「ドキドキしながら発表を聞いたが、1部は光栄。バスケ王国の秋田として、将来的には1万人の集客を目指す」と話した。9月13日にはNBLのトヨタ自動車東京と交流戦(東京・大田区総合体育館)を行う。「相手は強いと思うが、東京で試合を見せられるのは楽しみ」と、来秋からの戦いを見据えた前哨戦に意気込んだ。

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