みどりさん 真央の揺れる心察して助言

 浅田真央(24)が現役続行するかどうか、悩み抜いていた背中を押した先輩のアルベールビル五輪銀メダリスト・伊藤みどりさん(45)が19日、テレビ朝日系「モーニングバード」(月-金曜前8時)の取材に答え、揺れている真央の心中を察してアドバイスを送ったことを明かした。

 伊藤さんは1992年にいったん引退し、その3年後に長野五輪目指して競技生活に復帰した経歴を持つ。4月、真央がパーソナリティーを務めているラジオ番組に真央自身の希望で出演、公開対談した際に、真央は伊藤さんにその引退、復帰したときの心境を質問した。

 伊藤さんはその際の真央について「まだまだ悩んでいる感じでした。どうして引退して、また復帰を決めたのかという流れの中での質問でした」と振り返った。

 そんな真央の心中を、伊藤さんは「やりたい気持ちとプロスケーターとして滑っていきたい気持ちと微妙」と読み取り、「励みになる言葉であればいいな」と考えて答えた。

 それが、真央が現役続行を表明した会見できっかけとして挙げた「継続は力なり」と「自分が後悔しないように決断をしてほしい。やりたいと思ってもできないこともある。やりたいと思ったのならやった方がいい」という二つの言葉だった。

 伊藤さんは真央の会見を見た後で「強い意志、意気込みが感じられる会見でした。並々ならぬ強い気持ちの中で、緊張感のある中での真央ちゃんの発言でした」と、その決意の深さを読み取った。

 真央にとって、伊藤さんは「ちっちゃい頃からの憧れで、大先輩であり目標でもあり大好きな選手」だったという。

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