桐生が参考で9秒87 五輪5位を撃破
陸上男子100メートルで日本歴代2位の10秒01の記録を持つ桐生祥秀(19)=東洋大=が29日、今季初戦となったテキサス・リレー(米テキサス州・オースティン)の100メートルで、追い風参考記録(3・3メートル)ながら9秒87をマークして優勝した。
レースではロンドン五輪5位で、自己ベスト9秒88の記録を持つライアン・ベイリー(米国)に競り勝った(ベイリーはこのレース9秒89)。国内の100メートル初戦となる4月の織田記念陸上(広島)での日本人初の9秒台突入。8月の世界選手権のファイナリストへ、大きな期待を抱かせる結果となった。