柔道の男子日本代表が24日、欧州遠征から帰国し、ドイツでのグランプリ大会で最重量級の100キロ超級を制した七戸龍(九州電力)は「技を出せなかったし、内容は良くなかった。一歩一歩やっていくしかない」と気を引き締めた。
低迷の100キロ級では23歳の羽賀龍之介(旭化成)がローマでの欧州オープン、同グランプリ大会と続けて優勝し、来年のリオデジャネイロ五輪出場に向け「外国人に勝っていきたい」と意欲を新たにした。
66キロ級の17歳のホープ、阿部一二三(兵庫・神港学園高)はグランプリ大会の3回戦で敗れ、「負けていい経験になった」と前向きに語った。