高速トラック、出るか日本新
「陸上日本選手権」(6~8日、とうほう・みんなのスタジアム)
陸上の日本選手権の前日練習が5日、試合会場の福島市・とうほう・みんなのスタジアムで行われた。
男子100メートルで9秒台の期待が懸かる桐生祥秀(18)=東洋大=は不参加だったが、有力選手からは高速トラックでの記録への期待の声が続出した。
同競技場は今年3月に、5年ぶりに行ったトラックの改修を終えたばかり。その後に行われた県高校総体では大会新が7つ生まれるなど好記録が続出した。
初の国内女王を狙う女子100メートルの土井杏南(18)=大東文化大=は「表面が硬くていい感じ。タイムを出せるように頑張ります!」と笑顔で意気込めば、4月の織田記念陸上の男子100メートルで10秒13をマークし、優勝したの高瀬慧(25)=富士通=も「トラックの感じは織田に似ている。硬くて、前に進む感じ。いい条件で試合をさせてもらえる」と、印象を口にした。

