DeNA、モスコーソが来日初完投勝利

 「巨人1-7DeNA」(17日、荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた)

 DeNAが引き分けを挟み2連勝。先発・モスコーソは9回5安打1失点で来日3年目での初完投による3勝目(3敗)を挙げた。

 0-1の五回、宮崎の左前適時打で同点。六回は1死一、三塁から戸柱の一塁ゴロで本塁を突いた三塁走者・倉本が捕手・小林誠のタッチを回り込んでかわし生還。さらに2死二、三塁から桑原の中前適時打でこの回2点を勝ち越し。さらに七回はロペスの左越え8号2ラン、九回もロペスの2打席連続9号2ランを左翼スタンドへ運び、リードを広げた。

 来日初完投のモスコーソはこれで、2004年から2年間在籍したセドリックの14勝を抜く、球団外国人投手最多の15勝目を挙げた。「相手は強力打線。低めに集めることを考えた」。愛娘サクラちゃんが誕生して初めての勝利。「ウイニングボールに“SAKURA”って書こうと思う」と父親の顔を見せた。

 巨人は連勝が4で止まった。二回、村田の左中間4号ソロで1点を先制。今季初登板の先発・内海は5回2/3、9安打3失点で敗戦投手。

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