De筒香、同点弾に監督「4番の仕事」

 「DeNA2-1阪神」(1日、横浜スタジアム)

 DeNA・筒香の2夜連続の一発は、チームを救う値千金弾となった。1点を追う九回。先頭で打席に立ち「(初球から)いける球があればいこうと」と、阪神先発・能見の初球をフルスイング。打球はグングン伸び、左中間スタンドに着弾した。

 「井納さんが一生懸命投げて最少失点で抑えていたので、何とか塁に出て同点にしようという意識だった」。一発狙いは否定したが、ラミレス監督をして「4番としての仕事をしてくれたんじゃないか」と言わしめる一撃だった。

 前夜は巨人・菅野から一時は同点となる特大の3ランを放つも、延長の末に敗戦。停滞ムードを吹き飛ばす一発に「(3連戦の)アタマを取ったので、何とか3連勝できるように頑張ります」と声を弾ませていた。

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