ロッテがファイナルS進出、下克上へ!
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「パCSファーストS第3戦、日本ハム1-2ロッテ」(12日、札幌ドーム)
パ・リーグ3位のロッテが2位・日本ハムを下し、2勝1敗で2年ぶり5度目のCSファイナルステージ進出を決めた。
1-1の七回、先頭のデスパイネが中堅左へ今CS1号ソロを放ち勝ち越した。
先発・涌井は七回途中8安打1失点で勝利投手。松永、大谷、内とつないで1点差を守り切った。0-1の二回は先頭・井口が左翼席へ同点の今CS1号ソロを放った。
ロッテは14日から福岡・ヤフオクドームでパ・リーグ優勝のソフトバンクと日本シリーズ進出をかけて戦う。2005、10年といずれもリーグ優勝を逃しながら、CSを勝ち抜く“下克上”野球で日本一となった。その2度ともCSファイナルステージの相手は敵地でのソフトバンクだった。今年も「5年に1度のゴールデンイヤー」となるか注目される。
日本ハムは初回1死一、三塁から中田の左前適時打で先制したが、逆転された。先発・吉川は五回途中4安打1失点。谷元がつなぎ、六回から有原が登板したが、七回にデスパイネの本塁打を浴びた。