阪神、後任候補は金本氏で一本化 電鉄本社の強い意向か
阪神は次期監督の候補をOBの金本知憲氏(47)で一本化したことが30日、関係者への取材で分かった。親会社である電鉄本社の意向が強いとみられ、今後は金本氏への就任要請など段階を踏みながら、来季の体制を固めていく。
阪神は同日、和田豊監督(53)の今季限りでの退任を発表。3年契約の後、4年目の今季は1年契約だった。監督から「リーグ優勝を逃した責任をとり、今シーズンをもって退任したい」と申し出があり、球団が受け入れた。
阪神は今季、夏場から優勝争いを演じたが終盤に失速し、27日に優勝の可能性がなくなった。