「オリックス‐西武」（３０日、京セラドーム大阪）

　西武・秋山翔吾外野手が初回、先頭打者で今季２１０安打目を放った。１９９４年のオリックス・イチロー（現マーリンズ）に並ぶシーズン日本選手最多安打をマークした。

　一回、オリックス先発の東明に対して、１ボール２ストライクからの４球目、１４０キロの真っすぐを捉えた打球はレフト線への二塁打となった。

　二回の第２打席では２１１安打目となる右越え三塁打で日本選手のシーズン最多安打記録とパ・リーグ記録を更新。五回に左線二塁打、七回には左前打、八回にも右線二塁打をを放った。

　プロ野球記録は阪神・マートンが２０１０年に記録した２１４安打。

　【日本球界シーズン安打記録１０傑】

順位　安打　　選　　手　（球　　団）　　年

　１　２１４　マートン　（阪　　神）　１０年

　２　２１４　秋山　翔吾（西　　武）　１５年

　３　２１０　イチロー　（オリックス）９４年

　４　２０９　青木　宣親（ヤクルト）　１０年

　５　２０６　西岡　　剛（ロッテ）　　１０年

　６　２０４　ラミレス　（ヤクルト）　０７年

　７　２０２　青木　宣親（ヤクルト）　０５年

　８　１９８　長谷川勇也（ソフトバンク）１３年

　９　１９５　小笠原道大（日本ハム　）０１年

１０　１９３　イチロー　（オリックス）９６年

１０　１９３　松井稼頭央（西　　武）　０２年

１０　１９３　青木　宣親（ヤクルト）　０７年

１０　１９３　田中　賢介（日本ハム）　１０年

１０　１９３　山田　哲人（ヤクルト）　１４年