関東一打撃戦制す オコエは3長打4打点

7回、関東一・オコエ瑠偉が中犠飛を放つ=甲子園(撮影・保田叔久)
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 「全国高校野球・2回戦、関東第一12-10高岡商」(11日、甲子園)

 注目選手のオコエ瑠偉外野手(3年)を擁する関東第一(東東京)が打撃戦を制し、3回戦へ進んだ。オコエは2三塁打1二塁打1犠飛など4打数3安打4打点の活躍を見せた。

 関東第一は10-10に追い付かれた後の八回1死二、三塁から、鈴木大智捕手(3年)の右前適時打と暴投で2点を勝ち越した。

 オコエは初回の第1打席で一塁強襲の二塁打を放ち、先制のホームイン。三回は満塁の走者一掃を含む1イニング2本の三塁打。五回の第4打席は二ゴロ。七回の第5打席は、9-8と勝ち越した後の1死三塁から中犠飛を放ち、この試合で4打点目となる打点を挙げた。

 オコエは試合後のインタビューで「まずは打ち勝てて良かったです。こっちも点を取れば相手も取ってくる。全国の強さを初戦で知ることができ、とてもいい経験になりました。(今日は)チームバッティングができたと思います。(1イニング2三塁打は史上2人目に)気にしてなかったです。(走塁中の大歓声は)プレーに集中して聞こえなかった。緊張していた部分もありました。(打席では)周りから『頑張れ』とあり力になりました。(ゲーム展開からチームは)打撃面ではここから乗っていけると思う。守備ではミスが多かったので、次の試合に向けて修正したい」と話した。

 50メートル5秒96の快足と鋭い打撃で全国に猛アピールした。オコエは最後に甲子園初戦での感想を求められると、「最初は初めてという感じだったが、打つ度になじんでいく感覚が分かってきた。(グラウンドの土は)硬い。人工芝と違い、歩数が合わなかったりしたので修正したい」と、具体的な言葉を連ねた。

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