雷中断の第4試合は下関商がサヨナラV

下関商対白樺学園 11回下関商2死二塁、下関商・阪本雄稀(右)が下関商・森元奏の中前打で生還し初戦突破=甲子園(撮影・山口 登)
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 「全国高校野球・1回戦、下関商4-3白樺学園」(8日、甲子園)

 雷の影響で第4試合が中断した。四回表の白樺学園の攻撃が終了し、裏の下関商の攻撃に移る前、場内アナウンスで中断を発表。同時に「雷鳴がしておりますので、くれぐれもご注意ください」とアナウンスされた。

 スコアボードには「お知らせ」として「甲子園球場周辺地域で雷鳴がしておりますので試合を中断しております」と表示された。

 球場近辺に雨は降っておらず、上空も明るかったが、途中から降り出し、マウンドとホームにはシートがかぶせられた。遠くでゴロゴロと雷が響く音がしばらく聞こえていた。

 中断は午後5時13分から56分間。ナイター照明に灯が入り、グラウンド整備を経て、6時9分に3-1の下関商が2点リードで再開された。

 白樺学園は八回表、4番・加藤隆舗外野手(3年)の左越え2ランで同点とし、延長戦に突入。下関商が十一回裏、2死二塁から8番・森元奏投手(3年)の中前適時打でサヨナラ勝ちした。森元は139球の熱投で11回完投勝利を飾った。

 「いろいろありましたが、選手たちは山口大会と同じような戦いをしてくれた」と下関商・佐々木大輔監督。投打に活躍した森元については「ランナーを出しながらも粘り強く投げてくれた。バッティングも調子が良かったので期待していた」と話していた。

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