敦賀気比 サヨナラ打の主将・篠原

敦賀気比対明徳義塾 10回敦賀気比2死満塁、サヨナラ負けしぼうぜんとする明徳義塾・佐田凉介(左)=甲子園(撮影・山口 登)
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 「全国高校野球・1回戦、敦賀気比4-3明徳義塾」(8日、甲子園)

 今春センバツ王者の敦賀気比(福井)がサヨナラで明徳義塾(高知)との延長戦を制し、史上8校目の春夏連覇へ好発進した。

 1点を追う八回、5番・山本皓大外野手(3年)の右中間三塁打と続く松本哲幣外野手(3年)の連打で同点。3-3の延長十回、2死満塁から主将の1番・篠原涼内野手(3年)が決勝の中前打を放った。

 エース平沼翔太投手(3年)は序盤3回で3点先制を許したが、四回以降は無失点に抑えた。

 サヨナラ決勝打を放った主将の篠原はインタビューのお立ち台で、「(同点後の)八回の裏のチャンスをつぶしてしまい、平沼が頑張っていたのを助けてあげられなかった。早く試合を決められたのに、ズルズルいってしまい、平沼に申し訳なかった。(最後は)チームが一つになって皆でチャンスを回してくれた。チーム全員で戦えたことがいい結果となった。(センバツ王者として)多くのファンの方が大きな声援を送ってくれ、すごく力になって校歌を歌うことができました。前半は相手のリズムで戦っていたが、そこから何とか持ち直し、後半は僕たちのリズムで戦えた。(チームは)春から夏にかけて粘り強くなった。初戦に勝ったいい流れで、次も挑戦していきたい」と語った。

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