明徳義塾、再逆転で6年連続夏甲子園

夏の甲子園出場を決め抱き合う明徳義塾ナイン
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 「高校野球高知大会決勝、明徳義塾7-6高知」(29日、春野)

 明徳義塾が6年連続17度目の夏の甲子園出場を決めた。

 三回に5番・佐田涼介外野手(3年)のタイムリーなどで2点を先制。四回にも1点、六回には2点を加えて5-0とリードを広げた。

 しかし、試合は終盤に大きく動いた。八回、高知打線が明徳義塾のエース・飛田登志貴投手(3年)を攻め、5安打と押し出し死球などで1点差に追いつくと、なおも2死満塁のチャンスで3番・岡田悠吾内野手(3年)が左中間に逆転の2点適時二塁打。一挙6点の猛攻で試合をひっくり返した。

 まさかの逆転を許した明徳義塾もあきらめない。九回、2安打で2死一、二塁とすると、8番・上谷の代打で登場した西村舜捕手(2年)が右中間を破る逆転2点適時三塁打。背番号20をつける2年生の一打で激闘に決着がついた。

 馬淵史郎監督は「ウチの方が執念が1ミリだけ多かったかな。継投のタイミングが遅れたけど、監督の失敗を選手が取り返してくれた」と興奮気味に語った。

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