楽天が快勝 “Wのショック”解消!

 「西武1-6楽天」(22日、西武ド)

 楽天が快勝し、3試合ぶりの勝利を挙げた。1点をリードした九回に、藤田の右翼越え2号満塁本塁打で試合を決めた。先発の辛島は8回を投げ、西武の強力打線を中村のソロ1本に抑える好投で今季初勝利を挙げた。西武は今季2度目の3連敗。

 楽天は二回に嶋の左前適時打で先制。すぐさま追いつかれたが、五回、2死一塁から銀次の中越え適時二塁打で勝ち越した。

 今季初登板で初勝利を挙げた辛島は「しっかり1人ずつ抑えることができた。もう少し緊張するかと思ったが、落ち着いて投げられた」と、手応え十分に振り返った。4月に右手親指の手術を受けて出遅れた昨年8勝右腕は「個人的に出遅れた分、これからしっかり投げたい」と誓った。

 スタンドには「花火見たかった!」の横断幕も出たが、“Wのショック”を一日で振り払った。楽天は前日の日本ハム戦で今季両リーグ最長、パリーグ歴代4位の5時間37分、延長12回の長い戦いの末に敗戦。ホームでの試合終了後には花火大会を予定し、平日には異例の午後4時開始で臨んだが、長時間試合のあおりを受けて中止。この日の西武戦を見据え、試合後の移動を見込んでいたが、予定便にも間に合わなかった。

 西武は先制された二回裏に先頭・中村の左翼越え11号ソロで同点としたが、そこからは辛島の前に打線が沈黙。九回には秋山の右越え二塁打を足がかりに2死三塁と好機を広げたが、中村が空振り三振に倒れた。先発・牧田は7回5安打1失点と好投した。

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