同大 ドラ候補柏原、川端がV奪回誓う

 同志社大学硬式野球部が11日、同校グラウンドで始動した。

 巨人のスカウトが視察する中、ドラフト候補として注目される柏原史陽投手(3年)、主将・川端晃希捕手(3年)が4年ぶりのV奪回を誓った。

 エース・柏原の姿が強い意気込みを示していた。寒風が吹きすさむ中、いきなりフリー打撃で打撃投手を務めた。その後、ブルペンへ移動して捕手を座らせ約50球の熱投。バランスの良い投球フォームから繰り出される直球は、全力でなくとも十分にプロで通用するキレを要していた。

 11年秋のリーグ戦を最後に優勝から遠ざかっている同大。今オフに渋谷新監督が就任し、2015年のV字回復を目指している。柏原は「大学に入ったときは強くて、今までなんで勝てないんだと思って、自分にも勝てない原因はあったと思う。自分が引っ張っていきたい」と語り、「結果を出して周囲から注目してもらえるように。上(プロ)を目指していきたい」と力を込める。

 同じくドラフト候補の主将・川端も「4年生になって自分たちのやり方ができる。新しい気持ちを持って優勝、全国を目指したい」と決意を明かした。

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