DeNA久保4年ぶり完封でトップ12勝

 「DeNA3‐0ヤクルト」(9日、横浜)

 DeNAの久保が9回4安打無失点に抑え、移籍後初、阪神時代の2010年10月6日・横浜戦(横浜)以来4年ぶりの完封勝利。プロ入り初の無四球で、リーグ単独トップに立つ12勝目を挙げ「(相手の)チーム打率は強烈。気を抜いた瞬間やられる。スイングさせないように意識した」と振り返った。

 初回は三者凡退に仕留めて好発進。二回には雄平の内野安打に失策が絡んで1死二塁とされたが、後続を抑えて無失点に抑えた。五回には先頭の畠山を左前打で出塁させたものの、続く飯原を併殺打に仕留めるなどし、得点を与えなかった。

 打線は初回、梶谷の12号先頭打者本塁打とブランコの適時打で2点を先制。七回にはバルディリスの16号ソロで久保を援護した。

 試合後、梶谷とともにヒーローインタビューのお立ち台に上がった久保は「1球1球ていねいに、バッターに的を絞らせない自分らしい投球ができたと思います」と振り返った。ハーラーダービー単独トップについては「まだ残り試合がある。自分が投げる試合は全部勝つつもりで投げたい」と意気込んだ。

 この日、3位阪神が巨人に敗れたため、4位DeNAとのゲーム差は4・5に縮まった。目標のCSへ「1敗したら絶望的。ただ残り試合数をこなすのでなく、勝って上位陣にプレッシャーをかけたい。自分が投げる試合は勝ちにつなげていきたい」と心強かった。逆転CS進出へ向け、久保が古巣のシッポを視界に捉えた。

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