ドジャース ヒマワリの種まいて大喜びのベッツ 登場回数と連勝の因果関係 まけばまくほど死角がなくなる重量打線

 「ドジャース8-2マーリンズ」(7日、ロサンゼルス)

 ドジャースが5月負けなしの6連勝で貯金を今季最多の「12」とした。1点を追う初回、マンシーが1死満塁から逆転の満塁弾を放った際、ベンチ前で歓喜するムーキー・ベッツ内野手の姿が印象的だ。

 左翼へ価値ある一撃をたたき込み、ホームベース付近で大谷、フリーマン、スミスが満面の笑みで出迎えた。そしてベンチに戻ると、ベッツがヒマワリの種を持ってスタンバイ。ハイテンションでマンシーにかけ、大喜びでハイタッチをかわした。

 ここ数試合、ベッツが種をまく回数が多くなっているが、そこにはある理由があるとみられる。大谷ら上位陣にかけるのは「ミスターシード」と語っていたT・ヘルナンデス。主に5、6番を打つ選手で上位陣が打った際には登場しているが、この日はマンシーが決勝弾、前日はアウトマンが決勝アーチをバックスクリーンにたたき込み、4日の試合でもマンシーが1試合3発を放った際にはベッツが大喜びで種をかけていた。

 つまりMVPトリオだけでなく、5番以降の打者にも価値ある一発が飛び出しているという事実が垣間見える。ベッツが種をまけばまくほど、ドジャース打線は穴がなくなり、勝ち星を伸ばす推進力となっていきそうだ。

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