大谷翔平、「2番・DH」松井秀超え本塁打記録樹立に期待 山本と5度目の“共演” 指揮官、打率・029選手起用の理由「35打席で見切りたくない」

 試合前の会見で質問に答えるロバーツ監督(撮影・小林信行)
 試合前に報道陣の質問に答えるメンドーサ監督(撮影・小林信行)
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 「ドジャース-メッツ」(19日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で、山本由伸投手が先発投手で出場することが発表された。2選手が同時出場するのは今季5度目で過去4戦のチーム戦績は1勝3敗。大谷は12日のパドレス戦で松井秀喜の持つ日本人最多通算175本塁打に並んだ後は4試合で足踏みしており、5戦ぶり5号で記録更新に期待がかかる。

 大谷は前試合、17日のナショナルズ戦で3度目の1試合3安打。打率を・360まで上昇させ、安打数をメジャー最多タイの31本とした。しかし、試合は1番ベッツと3番フリーマンがともに無安打と打線がつながらず、チームは今季初の完封負けを喫した。

 大谷は12日のパドレス戦の第1打席で4号2ランを放って以来、26打席ノーアーチ。長打は同日の七回に右翼線二塁打最後に出ておらず、直近5試合の安打は単打7本。その一方で、直近5試合で3盗塁をマークし、得点機を演出している。

 山本は中6日のマウンド。前回12日のパドレス戦は移籍後初めて中5日で登板し、5回、最多の91球を投げて2被弾を含む4安打3失点。4点リードの展開で2勝目の権利を持って降板したが、逆転負けを喫して勝敗はつかなかった。

 ドジャースの打線は上位5選手と下位4選手の格差が懸念されている。試合前のロバーツ監督は、打率1割台のアウトマンとK・ヘルナンデスの名を挙げて「良くなってきている」と手ごたえ。打率・029(35打数1安打)のテイラーに関しては「確かに打ち損じが多いが、彼の実績(通算打率・237、104本塁打)を考えれば、35打席で見切りをつけたくない。だからきょうもいつも通り左投手に対して起用している」と説明した。

▽ドジャースのラインアップ

1番・遊撃 ベッツ      打率・369 6本塁打 18打点 OPS1・137

2番・DH 大谷       打率・360 4本塁打 10打点 OPS1・040

3番・一塁 フリーマン    打率・276 1本塁打 8打点 OPS・766

4番・捕手 スミス      打率・348 1本塁打 15打点 OPS・831

5番・右翼 T・ヘルナンデス 打率・275 5本塁打 18打点 OPS・846

6番・二塁 K・ヘルナンデス 打率・195 0本塁打 4打点 OPS・495

7番・中堅 パヘス  (3A)打率・371 5本塁打 15打点 OPS1・146

8番・三塁 ロハス      打率・280 2本塁打 4打点 OPS・868

9番・左翼 テイラー     打率・029 0本塁打 1打点 OPS・196

   投手 山本       1勝1敗、防御率4・50

▽メッツのラインアップ

1番・左翼 ニモ     打率・217 2本塁打 15打点 OPS・718

2番・右翼 マルテ    打率・267 3本塁打 6打点 OPS・734

3番・遊撃 リンドア   打率・151 1本塁打 2打点 OPS・478

4番・一塁 アロンソ   打率・261 6本塁打 10打点 OPS・905

5番・DH スチュワート 打率・200 2本塁打 7打点 OPS・932

6番・捕手 アルバレス  打率・241 1本塁打 8打点 OPS・663

7番・二塁 マクニール  打率・218 1本塁打 6打点 OPS・655

8番・中堅 ベイダー   打率・288 1本塁打 5打点 OPS・692

9番・三塁 ウェンデル  打率・250 0本塁打 1打点 OPS・641

   投手 マナイエ   1勝1敗、防御率4・30

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