日本移籍OKのバウアー、レッズ提示の1年20億円QOを拒否

 レッズからFAになったトレバー・バウアー投手(29)が元所属球団から提示された1年1890万ドル(約19億8000万円)のクオリファイング・オファー(QO)を拒否した、と4日(日本時間5日)、同投手の代理人を務めるレイチェル・ルーバ氏が自身のツイッターで伝えた。

 レッズで秋山の同僚としてプレーした今季のバウアーは5勝4敗ながらリーグ1位の防御率1・73、同1位のWHIP0・795、73イニングで100奪三振を記録。選手間投票による優秀投手賞を受賞し、2日に発表されたサイ・ヤング賞の最終候補3人にカブスのダルビッシュとともに入った。

 親日家でもある同投手は今オフのFA選手が発表された先月28日に自身のツイッターで「私はMLBやNPBのオファーを検討します」とメジャーだけでなく、日本の球団も移籍先の選択肢に入れていることを公表。同代理人は全球団との交渉を進めていく考えを示した。

 QO制度は今季年俸上位125選手の平均額を規定額とし、所属球団からの提示を拒否したFA選手を獲得した他球団は翌年のドラフト上位指名権を元所属球団に譲渡するもので、無償でFA選手の流出を防ぐために12年に導入された。

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