球児、充実のキャンプ打ち上げ

 2月3日から始まった54日間のアリゾナ生活。メジャー1年目のキャンプを打ち上げたカブス・藤川は28日(日本時間29日)、「日本では野球と私生活を分けて考えていたんですけど、野球をしながら普段の生活を送るという自然な流れで過ごすことができ、こういう人生も楽しいなと思います」と日焼けした顔をほころばせた。

 新しい環境に慣れるために集合日より1週間早く、現地入りし、自主トレを開始。肉体改造に着手しながら、キャンプ初日を迎えても、オープン戦に突入しても「自主トレと変わらない」と言い続けてきた。オープン戦では持ち球に磨きをかけると同時にさまざまな配球を試し、7試合で防御率2・57。安定した投球を披露したが、「正直、(打者の)技術は高いなと思いました。得点する能力は断然、日本より上」と手ごわさも体感した。

 米国生活での戸惑いを問われ、「アメリカ人のジョークですかね」と言って笑わせた藤川。開幕まであと4日。「日本みたいに神社参拝して、さあ!っていう感じではないんで、自然ですね、こっちは」。藤川がメジャー流を心の底から楽しみながら夢の舞台に立つ日を待つ。

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス