「レンジャーズ２-０ヤンキース」（２４日、アーリントン）

　七回途中２失点。先発の仕事を果たしながらも打線の援護なく、３敗目を喫したヤンキースの黒田は「いいピッチングをしても負けてしまうと気分はよくない。やっぱり勝ちたかった」と悔しがった。

　初回いきなり浴びた先頭打者弾について「立ち上がりが安定していない状態でスライダーが抜けた」と説明。三回２死から四球を与え、二盗の後に許した適時打を「痛かった」と振り返った。

　味方の強力打線を抑えるダルビッシュの投球はベンチから見ていた。「今まで以上に気持ちも入りましたし、彼に引っ張ってもらった部分もある。いい刺激を受けましたね」。次回のレ軍との対戦は８月中旬。ダルと再び投げ合い、地元ファンの歓声を受けて、今度は自身が勝って笑うつもりだ。