相撲発祥の地・奈良で大相撲の春巡業、五條市での開催は64年ぶり

『日本書紀』に相撲発祥の地と記される奈良。2019年の大相撲春巡業が4月1日、総合体育館「シダーアリーナ」(奈良県五條市)でおこなわれる。五條市で開催されるのは、実に64年ぶりとなる。

この開催に向け奔走したのは、2001年まで力士として活躍し、現在は奈良で飲食店経営をおこなう寺本忍さん。4年前から企画し、ようやく実現に至ったという。「今までテレビでしか見ていなかった力士と触れ合えることを楽しみにしている子どもたち、『生きているうちにもう1度巡業を見られるなんて』と喜ぶご高齢の方々とともに、熱気あふれる相撲一色の1日を作り上げたい」と語る。

そんな「五條場所」では、今活躍する200名超の力士が大集結。公開朝稽古や握手会のほか、相撲の禁じ手を面白おかしく紹介する見世物「初切(しょっきり)」や、力士が独唱する七五調の囃し歌「相撲甚句」なども披露される。

会場の「シダーアリーナ」は、2744席を有し、吉野杉をはじめとする奈良県産の杉やヒノキを2700本使用した、奈良の匠の力を集結した総合体育館。相撲チケットは、7000円~。相撲お土産とお弁当、力士掲載パンフレットのセットは5000円で販売。

(Lmaga.jp)

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