先鋭的な舞台芸術の祭り 秋に京都で

3月に新進気鋭のアーティストによるプログラムが京都市内で23日間行われた『KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2016 SPRING』。27日に閉幕したのもつかの間、2016年10月から『KYOTO EXPERIMENT 2016 AUTMUN』の開催が決定し、28日に公式プログラム参加アーティスト11組が発表された。

マレーシアの舞台芸術シーンを牽引する演出家のマーク・テや、演劇のみならず映画の世界でも注目されるアルゼンチンの奇才フェデリコ・レオンなど演劇はもちろん、アルゼンチンの新鋭コレオグラファー(振付家)ルイス・ガレーによるダンスなど、様々なプログラムが展開される。国内からは、現代における歌舞伎演目上演の可能性を探る京都の劇団・木ノ下歌舞伎も参加。ほかにも、神戸出身の松根充和や、篠田千明、池田亮司といった海外を拠点に活動する日本人アーティストの名前も。

身体を軸においた表現が際立った春のプログラムに対して、秋は演劇やテキストをベースとした表現に重心を置くことで、世の中を規定する制度・枠組みについて思考するラインアップになるとのこと。開催は2016年10月22日~11月13日、「ロームシアター京都」や「京都芸術センター」など京都市内にて。プログラム詳細は7月頃発表予定。

(Lmaga.jp)

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